潰瘍性大腸炎からIACA術後の合併症 回腸嚢炎と再燃の症状ついて
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先週からの意味不明な水下痢が続いている私です。1,2日程度の水下痢なら今までも何回かありました。でも今回は違います。もう一週間以上続いています。
この時点で私の中で腸閉塞の次に恐れていた合併症・・・「回腸嚢炎」又は「潰瘍性大腸炎の再燃」が、ほぼ確定になりました。
回腸嚢炎(かいちょうのうえん)とは?
回腸嚢炎の説明をする前に現在の私のお腹の中はこんな感じになっています。
出典元:潰瘍性大腸炎ってなんなんだろう
上の図のように大腸を全摘した私は小腸で「Jパウチ」という袋を作り、そこに便を溜めています。回腸嚢炎とは、その「Jパウチ」に炎症が起きてしまう病気です。
原因は「Jパウチ」が大腸化するとか、腸内細菌の影響だとか言われていますが、はっきりとした原因はわかっていません。
回腸嚢炎の症状について
回腸嚢炎の症状としては、以下のようなものがあります。
- 頻便(水下痢が1日に10回以上)
- 下血
- 粘血便
- 高熱
- 尾てい骨あたりの鈍痛
このような症状が続くようなら回腸嚢炎の疑いがあります。そして私の現在の状態はこんな感じです。
最近のお尻状況 便回数 5~7回(全て水下痢) 下血 無い・・・と思う 粘血便 無い・・・と思う 熱 今のところ平熱 尾てい骨痛 言われてみると痛い気もする
毎回のようにトイレ後に下血や粘液が出ていないか調べていますが今のところ、見た目にはわかりません。熱もありません。
尾てい骨痛は、痛い気もします。ただあまり気にはなりません。
便回数も5~7回と今のところ変わりません。ただ全て「水下痢」です。毎回トイレ後に憂鬱な気分になります。
そして今の状態も”今のところ”この状態なだけで、この先もっと悪くなると思います。少しずつ悪い方向へ向かっている気がします。
そして、色々調べていくうちに、もう一つ気になる事が出てきました。
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IACA術後の潰瘍性大腸炎の再燃について
私はIACAという術式で大腸を全摘しました。この術式は、大腸を数センチ残します。その為、将来的にその数センチの大腸で潰瘍性大腸炎の再燃が起こることがあるようです。
IACAについてはこちらをご覧ください。 潰瘍性大腸炎の外科治療 永久人工肛門、IAA、IACAについて
しかし、調べても調べてもIACA術後の潰瘍性大腸炎の再燃についての有力な情報が見つかりません。
なので私の今の状態が「回腸嚢炎」なのか「潰瘍性大腸炎の再燃」なのかがわかりません。どなたかわかる人がいたら教えてほしいです。
回腸嚢炎の治療法について
回腸嚢炎は原因不明の病気です。ですので治療法も確立されていません。ただ何故かフラジールやシプロフロキサシン等の別の病気の治療で使う抗生物質が効くようで、最初の治療はその2つのどちらか、又は両方を併用して飲むようです。
そしてほとんどの場合は、これらの抗生物質を飲むことで回復するようです。ただ一部の人で難治化したり慢性化してしまう事もあるようです。その場合は、他の抗生物質やステロイドを試していきます。
私は運が悪いので、どうせまた”一部の人”側になってしまう気がします。たまには、多数派の中に行きたいものです。
私のこれからについて
今日は6月3日(金)です。水下痢が始まってから約1週間が経ちました。病気は早期治療が大事です。私は、すぐにでも病院に行きたいです。
しかし横浜市民病院の予約外のIBD課(炎症性腸疾患)の診察は火曜日にしか行っていません。7:30~11:00までに病院に行き受付を済ませなければなりません。
なので1番早く診てもらえるのが6月7日(火)になります。ただ、仕事があります。私の職場は人数が少ないので1人が休むと他の人に迷惑がかかります。
悩みましたが、仕事仲間にお願いして休みを貰いました。Iさん、ありがとうございます。
予約外の診察は待ち時間が、ものすごく長くなります。3~4時間は当たり前。
だけど、仕方ありませんね。今は早く7日になってほしいです。
それにしても、なんで私ばかりこんな思いをしなければいけないのだろう?
もう病気にはうんざりです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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