バセドウ病の治療法について 薬の種類と手術のメリット・デメリット

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前回からの続きです。バセドウ病の治療法ついて話そうと思います。

バセドウ病の治療法

バセドウ病(甲状腺機能亢進症)には主に3つの治療法があります。

  • メルカゾールという錠剤を飲んで治療する投薬治療
  • アイソトープという放射線の入ったカプセルを飲んで治療する投薬治療
  • 甲状腺を全摘又は一部残して摘出する手術

この3つが一般的に行われている治療法になります。それぞれメリット・デメリットがありますので患者はその事をよく考えて選択すると良いでしょう。

メルカゾールによる治療法

メルカゾールは甲状腺の機能を抑える薬です。

メリット
・副作用が少ない
・どこの病院でも治療ができる
デメリット
・長期間、飲み続けなければならない
・再発する可能性がある

 

このメルカゾールでの治療はどこの内科でも行えるため、気軽に治療を行えます。ただ、半年以上の長期間、飲み続けなければいけないので、根気のいる治療法になります。

薬の副作用としては「発疹」「じん麻疹」「かゆみ」「筋肉痛」「関節痛」「脱毛」があるようですが、それほど深刻に考える必要はありません。あくまで他の薬と同じように副作用が起こる可能性があるという事です。私の場合は、特に何もありませんでした。

嫌なデメリットとしては、メルカゾールでの治療で甲状腺の機能が安定し、薬が必要無くなっても再発してしまうことがあるそうです。なので根治はメルカゾールでは難しいとされています。

アイソトープによる治療

アイソトープとは見た目は普通のカプセルですが、その中に特別な放射線が入っています。そしてこの放射線は甲状腺にのみ作用するようにできていて、甲状腺の機能を抑えてくれます。

この”放射線”という響きで日本人は敬遠しがちとの事ですが、欧米ではこの治療が一般的とのこと。非常に微量な放射線なので身体に害はほとんどありません。

メリット
・カプセルを1回飲むだけで治療が終わる
・再発しにくい
デメリット
・専門の病院での治療が必要
・高熱・吐き気・悪寒等の副作用が出る場合がある
・効果がありすぎて「甲状腺機能低下症」になってしまう場合がある

 

アイソトープによる治療は非常に簡単です。放射線の入ったカプセルを飲んで治療終了です。あとは数ヶ月かけて経過を見て、甲状腺機能が正常に戻るのを待ちます。

簡単な治療法ですがデメリットもあります。放射線を扱うので専門の病院でないと治療を受けられないということ。東京渋谷区にある伊藤病院がこの病気では有名ですね。私も町医者から最終的にこの病院にたどり着きました。

次に、高熱・吐き気・悪寒等の副作用が出る場合があります。これは微量とはいえ放射線を使っているので仕方ないことですね。

また、薬の効果が出すぎてしまい甲状腺の機能が低下してしまう「甲状腺機能低下症」になってしまう場合があります。この低下症になってしまった場合は、今度は甲状腺ホルモン剤のチラーヂンという薬を飲んで甲状腺の機能を安定させなければなりません。

ただ、このチラーヂンという薬は本来、体の中で作られる甲状腺ホルモン”そのもの”なので副作用も無く体には優しい薬になります。

なのでもし「甲状腺機能低下症」になってしまってもチラーヂンを飲んでいれば特に支障もなく普通の生活が送れます。

手術による治療

最後に手術による治療法です。手術法には2つの方法があります。

  • 甲状腺を全摘する手術
  • 甲状腺を一部残して摘出する手術

この2つの手術にも、それぞれメリット・デメリットがあります。

甲状腺を全摘する手術のメリット・デメリット

メリット
・再発しないので根治できる
デメリット
・甲状腺が無くなるので、確実に「甲状腺機能低下症」になる

甲状腺を全摘するのでバセドウ病は根治できますが確実に「甲状腺機能低下症」になってしまいます。一生、チラーヂンという薬を飲み続けなければなりません。もし1ヶ月単位で飲むのを止めてしまうと死んでしまいます。

ただ、先ほども話をしましたが、チラーヂンという薬は甲状腺から分泌されるホルモンと同じものなので体に害も無く管理も楽です。1日に決められた量を飲むだけで普通の生活を送ることができます。

甲状腺を一部残して摘出する手術

メリット
・甲状腺を少し残すので、上手くいけば甲状腺機能が正常に戻り薬から解放される
デメリット
・再発する可能性が20%ぐらいある

バセドウ病になると甲状腺が大きくなってしまいます。この大きくなった甲状腺を一部残して摘出する方法は、ある意味、賭けです。上手くいけば残した甲状腺が正常に作用し、薬のいらない生活を送ることができます。

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しかし、約20%の確率で残した甲状腺が再発してしまいます。そして再発してしまった場合は再手術は基本的にできません。手術以外の治療法で何とかするしかありません。

この20%という数字が多いのか少ないのかは微妙な所ですが、再発してしまうと予後が悪くなってしまいます。なので最近は、低下症になっても管理が楽な「甲状腺の全摘」が主になっているようです。

ただ私が手術を受けた頃は、一部残す方法も多く行われていました。私もその方法で手術をしました。

最後に、甲状腺の機能を整える作用のある亜鉛について紹介したいと思います。

甲状腺の機能を整える作用のある亜鉛について

亜鉛には、味覚を正常に保つのに必要で皮膚や粘膜の健康維持を助ける作用があります。また甲状腺の機能を整えるという作用もあります。

そしてこの亜鉛は体の中で作ることはできません。食事から採らなければなりません。ただ、一日に必要な亜鉛を食べ物で採ろうとすると以下のような物を食べないといけません。

1日に必要な亜鉛量
成人男性・・・10㎎
成人女性・・・8㎎
魚介類
かき1個・・・2㎎
毛ガニ一杯・・・5㎎
たらこ一腹・・・1.9㎎
肉類
ビーフジャーキー50g・・・4.4㎎
牛肩肉50g・・・2.5㎎
牛ヒレ肉100g・・・4.2㎎
乳製品
パルメザンチーズ大さじ1杯6g・・・0.4㎎
エダムチーズ大さじ1杯7g・・・0.3㎎
脱脂粉乳大さじ1杯6g・・・0.2㎎

 

このような物を毎日食べるのは無理がありますよね?ですので私はサプリメントで補っています。値段も手頃で効果もあります。

亜鉛を手軽に摂取できるサプリメント

甲状腺の調子が悪いかな?そんな時にこれを飲んで数日もすると体調が良くなっています。

私は亜鉛に甲状腺機能を整えてくれる作用があると知ったときから5年近く飲んでいますがお薦めですよ。

私は色々なメーカーの亜鉛を試したが、このアサヒのディアナチュラが1番効果があったように思います。もし良かったら試してみて下さい。

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次回は私が手術することになった経緯から術後の経過の話をしたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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